“The Keeper” 1

“The Keeper”

the New Museum/July20- October 2 2016

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見たのはもうだいぶ前になってしまいましたが、おもしろかった展覧会です。

“The Keeper” はオブジェ、アートワーク、イメージなどを保存しておく行為をテーマにした

展覧会です。集めるという行為に対しては、コレクションと「収集癖」ホーディングの違い

なども当然考えてしまう人も多いことだと思います。ここで展示されたいたものもたぶん

きちんとオーガナイズされていたものもあれば、ゴミの山の状態で集積したいたものもあっ

たかもしれません。一般には価値の低いと思われている物、一個では特徴のないものが

たくさん集まった時コレクションとして意味を持ち始める分岐点はとても興味深いと思います。

(撮影はOKでした。)

 

ドイツ人の Ydessa Hendeles(b1948)の“Partners (the Teddy Bear Project)” の作品は

ティディーベアーと一緒に撮られた3000枚の額にいれられた写真(多くの写真は20世紀

前半に撮られたもの)と数点のヴィンテージのティディーベアーで構成された中二階もある

一部屋です。

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オーストリア人のアーティストOliver Croy がジャンクショップで387個の家のモデルを見つけ、

Croy と評論家のOliver Elser はそれらはオーストリア人Peter Fritz (1916-1992)が作ったもの

だと突き止め保存する事にします。Peter Fritz については保険会社員だったという事以外は

何も知られていません。その模型は想像上で作られていますがスイス地方のスタイルの建物で

ファームハウス、銀行、教会、典型的な一般住宅、宿泊施設、ガソリンスタンドまで作られて

います。段ボール、マッチ箱、包装紙、雑誌のの切れ端などが材料です。

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ブラジル人のArthur Bispo do Rosário (circa 1910-89)はキリストとブルーエンジェルたちが

彼を訪れたと言い出した後50年間にわたってリオデジャネイロの精神病院の保護施設に収容

され、その間に800点以上のタペストリー、彫刻、神のさばきの日のための衣装を作りま

した。

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Bispo の出身地Japaratubaでは男性が宗教用の旗を作る伝統があり、彼はそのクラフトの

テクニックを取り入れていたようです。その刺繍の中に時々ブルーの糸が使われていますが、

それは病院の制服をほぐした糸を使ったものだそうです。

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<その2へ続く>

 

 

 

 

 

 

 

Categories: Gallery and Museum

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