Basquiat:バスキア- Notebooks 1

­Basquiat: The Unknown Notebooks

Brooklyn Museum

April 3–August 23, 2015

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Jean-Michel Basquiat (1960 –1988)

先週Brooklyn Museumでバスキアの展覧会をみてきました。BasquiatはBrooklyn

で生まれ育ち、子供の時はBrooklyn Museumのjunior memberだったそうです。

Teenagestreet artist からあっと言う間にart-world celebrityになったBasquiatは

ドラッグのオバードースで27歳の若さでこの世を去ってしまいます。

 

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今回の展覧会は今まで公開されたことのなかった1980年から1987年ぐらいに書か

れた八冊のノートブックがメインです。Basquiatの大きなサイズのペインティング

でも常に言葉は重要な役割をはたしていて、彼にとってwritingと paintingは同等

に大事だったようです。この八冊のノートブックから彼の言葉に対する思い入れが

伝わってきます。1980年代のNew York Cityの様子を観察し記述的、詩的に、記号

的にある時はイラストも加えてノートに書き残しています。黒人として直面する

人種差別、社会的経済不公平、資本主義にたいする懐疑などが、子供が描いたよ

うなイメージと洗練された詩的な表現を組み合わせて描かれいるページもありま

す。わざとスペルを間違えて書いたり、言葉を繰り返すことで詩的な効果を作ろ

うと試みているそうです。

 

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また彼は『言葉も筆のように使う』と言っていたそうですが、Visual elements

としてはスペルを逆から書いたり、線で消したり、また連続的な繰り返しを

意図して使ってあります。言葉を選ぶときはもちろん詩的な意味合いも重要で、

そのもの自体を表現する言葉であってなおかつリズム、音楽的要素がある

言葉を探そうとしていたようです。

 

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Basquiaの使ったノートはたぶんアメリカなら何処ででも安く売っているmarble

composition bookです。後にお金に不自由ではなくなってもこのノートブックを

使い続けたようです。だいたいのページは見開きの右側だけ使って左側はそのまま

残してあるので、Basquiatのコントロールのきいた筆跡と意識的に大文字だけて

綴られた一枚一枚がそれぞれ作品となっているようです。大きなサイズの作品に

は見られない言葉や考えがノートブックにはたくさん含まれいるので、準備の

ためのものではなく、これ自体が独立した作品と見られているそうです。

 

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<その2へ続く>

 

 

 

 

 

 

 

 

Categories: Gallery and Museum

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